2021年03月26日
徒然日記 11
夫婦どちらが介護する?
さて、さて、両親の介護や叔母の介護が終わった、後は、自分と家人の心配をすればいい。これは、もともと覚悟をしていたのだから、良いも悪いもないが、どちらが介護する側、される側になるかわからない。歳の差が20歳も違えば、およそ見当はつくが、10歳ぐらいじゃわからないものだ。私達などは、ほとんど同い年だから「時の運」と考えるしかない。この場合男が介護される側にまわるのが普通と考える。いや、考えたい!
私は、何の根拠もないが、男性は本来女性として生まれてくるはずではなかったのかと、考えることがある。男性には、必要のない乳首がある。昔この話を友人にしたら、前後を見分けるためにあるんじゃないか?と、笑っていたっけ!
本来、ヒトは女性で、種族保存のためだけに男性が造られたような気がする。母親の胎内で、何が起こっているか私は知らないが、男は、女性になるはずが奇形化されたのではないだろうかもちろん、私の頭の中だけに留めているが!ならば、同い年だったら男性のほうが弱いはずだ、と思う。
子供を産み、育てている間は、女性、男性とも元気がある。しかし、年寄りになると思ってもみないことが起きるものだ。家人が、2ミリの段差につまずき両足複雑骨折にならないとは限らないのだから。
だいぶ前になる、まだ少しはふたりとも若かった時の話だが、箱根だったか、伊東だったか、旅をしたことがあった。その帰り道、ある看板に気が付いた。伊豆山麓に、犬と遊ぶ施設がある。山中湖だったか河口湖だったか。ふたりとも犬好きだったが、可愛がっていたシーズーが逝ってからは飼うのをやめたのだ。万が一我々にもしものことあった場合、その仔の面倒を誰がみるかが、やめておく一番の決め手になった。散歩でもしている犬たちを可愛がればいいよね!家人などは、自然と犬友ができたようだ。犬好きだから、犬のほうから近寄ってくると、嬉しそうに言っていた。
そんな矢先に、看板に犬を貸してくれて遊べる公園施設があるという。
私は、看板にあるほうへ、ハンドルをきった。家人は、小型犬を探していたらしいが、私は大型犬に目がいった。彼女がその仔のリードを持ち、写真を撮ることになった時、事件が起きた。仔犬に向かって、その大型犬が急に飛びついたのだ。大型犬のリードは、家人の手に握られている。彼女の肘から骨が付き出していた。救急車!連休!地方の病院で当番は内科医!運が無かった!私が悪かった。反省してもしきれない。痛そうに後ろのシートに横になって我慢をしている家人を乗せて東名を東京に向かった、焦り!
結局、紹介してもらった御茶ノ水にある日大病院で手術となった。
まだ、少し若かった。今、なにが起きても老々介護になる。互いに介護する側、される側の準備が必要になってきた。まず体力・気力、もちろん互いに認知症になるのを避けねばならない。亡くなった叔母は、きっと認知症になるのが怖く、クロスワード・パズルをしていたに違いない。私は、学生時代にやっていたドラムを趣味と実益のためにするようにした。素人考えで、これで認知症にならないだろうと思っているのだが!